Message about the Program 研究開発代表者挨拶
融合型細胞遺伝子治療の実現に向けて
iPS細胞を用いた再生・細胞医療の分野では、日本国内だけで現在10以上の研究プロジェクトについて臨床研究・治験が開始されています。
また、免疫細胞を改変してがん細胞を攻撃するCAR-T療法がすでに医療の現場でも利用されており、注目されています。
本プロジェクト「次世代医療を目指した再生・細胞医療・遺伝子治療研究開発拠点(NCGT: Next-generation Cell and Gene Therapy)」では、これまでの幹細胞技術と遺伝子技術との融合を加速させ、次世代の医療を創り出すことを目指します。
京都大学iPS細胞研究所、自治医科大学、国立成育医療研究センター、京都大学iPS細胞研究財団の4つの機関がハブとなり、共同研究の活性化、マルチスキル人材の育成を通じて、日本全体の幹細胞研究と遺伝子治療研究の融合を促進します。
研究開発代表者髙橋 淳
京都大学iPS細胞研究所(CiRA) 所長・教授
最終更新日:2024.03.21